1. 応力とひずみ

1.1 応力

応力は、単位面積あたりに作用する内力です。

σ = F / A
σ: 応力 (N/mm² = MPa)  |  F: 力 (N)  |  A: 断面積 (mm²)

1.2 ひずみ

ひずみは、変形の程度を表す無次元量です。

ε = ΔL / L
ε: ひずみ  |  ΔL: 変位量  |  L: 初期長さ

2. 弾性係数とフックの法則

弾性範囲内において、応力とひずみは比例関係にあります。

σ = E × ε
E: 縦弹性係数(ヤング率)
材料E (GPa)
206
アルミニウム70
100
コンクリート25〜35

3. 熱応力

温度変化により、部材に自由な膨張・収縮が拘束されると熱応力が生じます。

σ = E × α × ΔT
α: 線膨張係数  |  ΔT: 温度変化量

4. 材料の強度

材料降伏点 (MPa)引張強さ (MPa)
SS400235400〜510
SUS304205520〜720
FC250250
アルミニウム70140

5. 破壊基準

材料の破壊は、最大主応力説、最大せん断応力説エネルギ理論などいろいと判断されます。

最大応力説: 最大主応力が材料の強さに達하면破壊
最大せん断応力説: 最大せん断応力が材料の降伏点に達하면降伏
形状歪エネルギ説: 単位体積あたりの歪エネルギーが限界値超えで破壊

6. まとめ

材料力学は、応力とひずみの関係を理解し、 材料の強度と剛性を評価する基礎です。設計において、構造部材の应力分布と変形を正確に把握することが重要です。